デジタルウォレットはトップ層の仮想通貨取引所の標準装備となっている。
世界最大の仮想通貨取引所の一つであるHuobi(フォビ)グループは9月14日、
Huobi(フォビ)ウォレットをリリースすると発表した。
今月初旬、バイナンスは台頭している新鋭のモバイルウォレットTrust Walletの買収を発表し、
まず最初に選択されるモバイルチェーンウォレットとして
Trust Walletをプラットフォームサービスリストに追加しようとする。
米国最大のデジタル資産取引所Coinbaseもウォレットから初めている。
業界のBIG3がこのレースに集まるというのは何を意味するのか?
Huobi(フォビ)グループがこの低市場の陰の下でウォレット領域に進出するという選択の自信と野心はどこにあるか。
今年の初めから、仮想位資産のセキュリティに関しての事件が頻繁に発生し、
複数回に渡ってのコイン流出事件によって、ユーザーはさらなるパニックに陥れられた。
ウォレットは仮想通貨資産のセキュリティを保護する最後の壁として重要な役割を果たすのである。
この問題に直面して、一方では取引所は安全性能が高く使いやすい外部ウォレットとの協力を積極的に展開している。
また一方ではHuobi(フォビ)自身の技術の強みを生かして、より安全なウォレットを自分たちで開発している。
しかし、外部ウォレットはユーザーと取引所のニーズを常に正確に解決しているわけではなく、
そのために、Huobi(フォビ)は今年の第2四半期にウォレットプロジェクトの研究開発を立ち上げたのである。
Huobi(フォビ)ウォレット事業部門のゼネラルマネージャWill Huang氏は
Huobi(フォビ)ウォレットのメディアミーティングで説明をした。
「Huobi(フォビ)グループは国内外のいくつかのウォレットにも投資しており、
投資の観点から見れば、協力関係を築いていきたいと思う。
だが取引所のユーザーや未来のHuobi(フォビ)エコシステムのニーズを考えると、
Huobi(フォビ)は自分達でウォレットを作ることを決定した。
現在、ブロックチェーンの基盤技術を中心にして、
Huobi(フォビ)グループはHuobi(フォビ)プール、Huobi(フォビ)ブロックチェーン研究院、
Huobi(フォビ)速報、Huobi(フォビ)クラウドなど一連のプロダクトによってHuobi(フォビ)エコシステムを構築している。
このような状況で、Huobi(フォビ)エコシステムとしては、
これらのサービス及びユーザー資産の保管や管理を繋ぐ一つのウォレットを必要としている。
このような繋ぎ合わせるサービスの一部分は他の会社と長期的な安定した協力を築くのは非常に難しいだ。
なぜなら、非常に大きなリスクがあり、このリスクの観点から考えると、一部分は自分でやった方がより安全だからだ。
ウォレットのレースに参入する、Huobi(フォビ)ウォレットの自信と野心はどこにある?(後編)
参照元:http://ifinance.ifeng.com/16521928/news.shtml?srctag=pc2m&back