中国先端テクノロジー配信メディア

Blockchain

kucoin取引所とは

投稿日:

Pocket

海外取引所の一つであるkucoin。

kucoin

kucoinの概要

kucoinは香港に拠点を持つ仮想通貨取引所で、去年から運営されています。

独自トークンの仕組みがきっかけで9月10月頃に一度話題になってから徐々に人気が上がっていった取引所でもあります。

取り扱い銘柄は増やし続けており、将来性を見越した投資をしたい人なら絶対開設しておくべき取引所となっています。

なぜならICOが終わったばかりでkucoinしか取り扱っていない銘柄も多く含まれているからです。

中国にある取引所だが規制対象にはならない

kucoinの拠点は香港なので中国に位置しているのですが、香港は中国の規制問題の影響を受けない特別行政区域となっています。

そのため、中国で取引所全面停止という悪いニュースが入ったとしてもkucoinは運営をし続けることができ、kucoin利用ユーザーも気にせず取引をすることができます。

なので、中国にある=ダメな取引所ではないということを覚えておきましょう。

日本語対応

海外取引所ではあるものの日本語に対応しており、日本ユーザーの受け入れの準備もしているようです。

ほとんどがぎこちない翻訳ではありますが、英語が読めない人にとってはかなりいいでしょう。

なお、日本語だけでなく合計11言語に対応しており、グローバルなユーザー受け入れも取り組んでいるようです。

独自の取引所トークン Kucoin shares(KCS)

なんといっても特徴的なのが、独自の取引所トークンである「Kucoin Shares(KCS)」です。

このトークンは持っているだけで毎日配当金がもらえる仕組みであり、保有数が多いほど配当が増える素晴らしいものでした。

この配当がどこから出ているのかというと、取引所利用ユーザーの取引手数料の50%が利用されており、アクティブな取引ユーザーが増えれば増えるほど配当金も増える仕組みです。

去年9月ごろは1日の出来高が2000BTC程度でしたが、現在では10000BTCを超えており、9月時点と比較しても5倍以上になっています。

またこのKCSは4半期ごとにkucoin売り上げの純利益のうち10%を使ってトークンを買い戻し、その後burnするということとなっており、時が経つほど枚数が減り希少価値が増すようになっています。

それと共にKCSそのものの価格も高騰するため価値が上がり続けています。

このburnは4半期に一度行われているらしく、burn時期と思われる12月は、たった1か月で10倍以上にまで値上がりしました。

ICOが終わった銘柄がすぐ上場されることも

Kucoinは徐々に取り扱い銘柄を増やしており、ICOが終わった直後の銘柄が多く追加されている傾向があり、ICOで買えなかった銘柄をすぐに買えることがあります。

人気ですぐ売り切れてしまうようなトークンもいち早く上場させています。

例を挙げるとSingularityNETです。ハードキャップが数十億規模だったにもかかわらずICO開始から1分でハードキャップに達して完売してしまったものなのです。

このような銘柄もICO終わってから1か月で上場させているのでほしい方はここで集めていたりもします。

ICO直後の銘柄の上場は他所の取引所ではめったにないため、有望な銘柄であるにも関わらずkucoinにしかほとんどないということもあります。

この点はkucoinの強みとなっているでしょう。

それではさっそくkucoinの開設の方に移ってみましょう。

アカウント開設方法

まずはKucoinのアカウント登録ページに移動します。

>>Kucoin新規登録ページはこちら

すると、使用条件(利用規約)に関するページが表示されますので、Google翻訳を使うなりして読んで[サービス契約に同意する]にチェックを入れて[次]をクリックします。

すると、会員加入と表示された画面に移るので、登録するメールアドレス、ログイン時に使用するパスワードを入力して[次]をクリックします。

なおパスワードはアルファベット大文字小文字数字すべて含めて生成する必要があるので注意しましょう。

一番下に[初代コード]という項目がありますが、これは招待コードです。本来自動入力される項目ですので、触る必要はありません。

すると登録するメールアドレスに確認メールを送信したとの画面に移動するので、メールボックスを確認してください。

ただし、確認メールが迷惑メール認定されて受信ボックスに表示されない可能性があります。

少なくとも、Gmailでは迷惑メール扱いされたのでいつまでたっても届かないなど不信感を抱いた人は一度迷惑メールフォルダを確認してみてください。

確認メールはこのようなものになっているので、メール本文中央付近にあるURLをクリックして、アカウントの有効化が完了します。

あとはログインして取引に必要な仮想通貨を入金し、取引するだけになります。

現状、kucoinは本人確認が必須ではないであるため、即日取引が可能となっています。

本人確認した場合は、現状は一日の出金最大額が上がるだけとなっています。

その代わり法定通貨には一切対応しておらず、法定通貨のペッグ通貨であるUSDTが代わりとなっているので、

日本円から始める場合は、国内の別の取引所で一度取引する必要があります。

二段階認証の設定

取引所を利用する以上、二段階認証の設定は必須中の必須ですのでこちらの方法も解説しておきます。

まず、上部メニューの[設定]から[グーグル2ステップ]を選択します。

すると、QRコードとバックアップコードが表示されるので、そのどちらかを用いて認証コードを取得し、③のテキストボックスに6桁の数字を入力、[提出]をクリックします。

すると二段階認証が完了し、今後取引する際、出金する際、ログインする際すべてにおいて二段階認証が必須となります。

取引する際の二段階認証は一度認証した後1時間は再認証が不要です。

どれだけ複雑なパスワードにしたとしても、パスワードが流出してしまえばまったく意味をなさないため、必ず二段階認証設定はするようにしてください。

このことが原因で窃盗にあった場合は落ち目はユーザー側にあるため自己責任で片付いてしまうからです。

まとめ

いかがだったでしょうか。

kucoinは9月10月ごろとても勢いがあるように見えましたが、Binanceに圧倒されてしまい輝く間を失ったようにも見える取引所です。

しかし、1日当たりの出来高は確実に増えてきており、成長し続けていることは確かです。

有望銘柄を見つけるのはすでに知名度のあるものを狙うより、全然話題になっていないものを仕込んでいく方がリターンは確実に大きいです。

もしkucoinにしかない銘柄がBinanceなど大手に上場するとなると、圧倒的な流動性の違いなどもあり、たった一日で数十パーセント、すごいものでは前日比プラス100%超えをすることもあります。

実際にかなりの有望銘柄とされているものがkucoinにもあったりするのでいち早くそういった存在に気付けるとかなり投資的に有利でしょう。

 

Pocket

-Blockchain

執筆者:

関連記事

既存のインターネットやOSシステムと融合する仮想通貨Elastoとは

ELA(Elastos)は、中国のエンジニアである陈榕と中国のビットコイン研究者・論客である韩锋という2人の人物が中心となって展開されている仮想通貨・ブロックチェーンプロジェクトです。 中国では、El …

SDK等が充実したDappsプラットフォームAschについて

ASCH(アッシュ)は北京阿希链科技有限公司が開発している仮想通貨・ブロックチェーンプロジェクトです。 ASCHシステム内で使用されるトークンはティッカーシンボル:XASと表記され、中国語ではASCH …

中国 AI ブロックチェーン

烏鎮インターネット大会:アリババ螞蟻金融サービス・ブロックチェーンの成果

【要約】 螞蟻金融サービスはブロックチェーンによって世界で初めての与信管理システムを開発した。 12月3日の午前中、第四回世界インターネット大会が中国浙江省烏鎮にて開かれた。 今年は、世界から1500 …

DAGを開発するMixinエコシステムに連なるチャットアプリMixinMessenger

目次 ■サービスの簡単な説明 ■定量説明 ■創業者の紹介 ■サービスの説明 ■今後の展開 サービスの簡単な説明 Mixin Messengerは、仮想通貨のやり取りを行えるソーシャルチャットアプリケー …

中国 ブロックチェーン

MEITUがブロックチェーンホワイトペーパーを発表。ICO以外でブロックチェーンはどのように使用されるのか?

1月22日、セルフィー加工アプリで中国を席巻するMEITUがブロックチェーン技術のホワイトペーパーを発表した。 発表されたブロックチェーン技術は”MEITUインテリジェントパスポート&#8 …

Chaitech

中国Tech企業情報プラットフォーム