今日、ブロックチェーン会社のBinance(バイナンス)が泛城資本(ファンシティ・キャピタル)と黒洞資本(ブラックホール・キャピタル)から1千万ドルのエンジェル融資を受けたことが確認された。泛城資本は「快的配車」創始者の陳偉星氏より設立された会社である、黒洞資本(は、不動産系グループを背景とした投資機関である。
Binanceのサイトは今年7月14日に公開されて、現在主な業務は仮想通貨取引センターである。 コインベース(Coinbase)、火幣網(Huobi)、OKCoinなどのデジタル資産取引プラットフォームとは異なり、Binanceは人民元を受けつけない、アカウントの入金はデジタル通貨のみに対応する。
Binanceは、デジタル通貨世界の為替取引プラットフォームのように、ユーザーがアカウントに様々なトークンを入金でき、そしてプラットフォーム上で他のトークンを購入したり、独自のトークンを販売したりすることができる。Binanceは、取引手数料とトークン下ろし手数料を取ることで利益を得る。 何一氏の説明によると、現在、Binanceは18種類のデジタル資産に対応するという。
デジタル資産取引プラットフォーム「Binance」が1千万ドルのエンジェルラウンド融資を受けた。
Binance取引所
Binance社が提示したデータによると、Binanceの利用者は、世界の180カ国以上をカバーしているという、Binance公開以来、合計利用者数が既に12万人を超え、1日のアクティブ利用者が6万人で、そのうち80%以上が海外のユーザーとなっている。。
デジタル資産取引プラットフォーム「Binance」が1000万ドルのエンジェル融資を受けた
Binanceは自社をブロックチェーン企業と位置付け、将来は上流と下流でより多く参入したいという。 プラットフォームはICOプロジェクトを立ち上げたこともあるが、後に政策リスクの関係で、一時停止することにした。
何一氏の説明によると、近い将来、Binanceは動画メディアBABI財経(バービーファイナンス)を立ち上げる予定があり、同時にブロックチェーン100人のメディアプロジェクトを立ち上げることも予定している。主な目的は、一般向けに、ブロックチェーン、ICO、ビットコインに関する科学情報を伝えたい。要するに、それは投資家向けの教育である。デジタル通貨はまだ新しい投資ジャンルであるため、投資家が教育することが急務である。「普通の人でもどんどんこの業界に入って、知ってもらえば、我々はポンジー詐欺ではないことと、バブルでないことを理解してくれる」何一氏が語った。
Binanceは独自の取引プラットフォームとメディア事業を活用して、独自のエコシステムを構築するために、ブロックチェーン産業ファンドを設立する予定である。
Binance創業者兼CEOの趙長鵬氏は以前、OKCoin共同創業者及びCTO、Blockchain.infoの最高技術責任者、富訊信息技術有限公司(FusionInfo Information Technology)創始者兼中国地域副総裁、ブルームバーグの最高技術責任者などを歴任したことがあり、取引やビットコイン業界の技術経験が豊富である。共同創始者の何一氏は元一下科技副総裁、ビットコイン取引プラットフォームOKCoinの共同創始者だった。最高技術責任者CTOの 王黎氏は元モルガン・スタンレー社のシニアアーキテクトだった。
翻訳元:http://36kr.com/p/5091020.html#0-tsina-1-57098-397232819ff9a47a7b7e80a40613cfe1 2017-09-01